さぽろぐ

ペット  |その他北海道

ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2011年07月21日

不完全燃焼

別に決めたわけではないのに、
月イチ恒例の「おすすめだったりなかったり」。

だいたい、読んだ本は右から左。
好きな作家さんの大当たり!!とかは別として、
一か月もたつと、たいていの本の題名すら思い出せない。
そこ自信満々で言い切るのもどうかと思うけど。

そんな訳だから、
ここで紹介するのは良くも悪くも、何かしら母のアンテナに引っかかったモノばかり。

では、さっそく。

アヒルと鴨のコインロッカー 伊坂 幸太郎

なんとなーーーく、食わず嫌いだった作家さん。
今まで手出さずに来たけど、やっぱり苦手だったw

コレは・・・。
過去と現在が、あっち行ったりこっち行ったり。
広辞苑盗みに行く理由もまったく分かんないし。
いや、分かる人にはわかるのかもしれないけど。
母が残念なだけかもだけど・・・。

これからも、この人の本は読まないだろうなぁ・・・と、
再確認出来たコトが唯一の収穫。


ふがいない僕は空を見た 窪 美澄

第8回「女による女のためのR-18文学賞」大賞受賞作品なんですって。
その受賞作「ミクマリ」を含む短編集かと思いきや、全部リンクしてました。
コスプレだとか、不妊だとか不倫だとか、不登校だとか児童性愛だとか、とにかくてんこ盛り。

あ、R-18具合は最初の「ミクマリ」以外は薄めなんで
夢見る純情乙女でも大丈夫(何がだ?!)

読み進むうちに、どんどんオチてく救いのなさは湊かなえの告白を思い出したけど(救いなしなカンジだけ。内容は全く別物)
最後のハナシで救われる・・・ハズなのでご安心を。


ループ! 窪井 凛

帯には「ホラー」とありますが、どの辺がホラーだったのか最後までわかりませんでしたort

壮絶ないじめを苦に自殺した主人公が、子供が大人で、大人が子供な「逆世界」ってトコに飛ばされて・・・って話なんですが、
肝心の「逆世界」の内容が薄い。つかその設定自体いらないんじゃないか?!って位。
全体の設定から世界観から、何もかも中途半端。
途中で止めるのも癪だから、なんとか読み切ったけど。


GEQ 柴田 哲孝

阪神大震災が実は人災でした・・・って話。

あくまでもフィクションとのことだけど、
いちいち史実に忠実で怖い。
軽く洗脳されかかってたんで
最後のオチ(?)は思わず、発行年月日確認しちゃったわ。

読み進めるうちに、どんどん真相が明らかになって行くから止まらなくなる。
久しぶりに寝不足必至な本に出会って、ちょっとスッキリ。


THE WAR異聞太平洋戦記  柴田 哲孝


これも、ノンフィクションみたいなフィクション。
・・・たぶん。
帯には「驚愕のノンフィクションノベル」。
でも、作者は「あくまでも事実に基づいたフィクションです」って。
面白かったから、どっちでもいいけど、
ノンフィクションとして読むか、あくまでフィクションとして楽しむか・・・で
感想も違ってくるとは思うけど(↑のGEQもそうだけど。)母的には文句なし。


以上。
本日はおススメ2割、なかったり8割。

うぅ。
物足りない・・・。













  

Posted by コテツ母 at 20:07Comments(2)本とか。